マレーシア
 
      
 
昔ヤオハンもあった クアラルンプールの the LEGEND ホテルは昔は良いホテルだったが今や最悪のホテルになっている。2004年1月に久しぶりに宿泊した。フロントには日本人女性も働いて問題に対処しているが、チェックアウトで1万円札2枚を預けていたのに1万円と5千円札を返してごまかそうとしたり、部屋も老朽化して高く最悪。
またこのホテルの駐車場にある
VIPスパでのタイ古式マッサージは45分で160リンギット(日本円で約5千円)とタイのバンコクでの2時間で600円の20倍もする。止めたーーっと。
 そして出かけたクアラルンプールの他のタイ式マッサージ。
 例えばホテル・エクアトリアル近くの
バンギウタマ・ショッピング・コンプレックスの3階にある店では2時間が65リンギット(約2千円)とタイのバンコクでの3倍程度でまあ許せるかなって感じ。

 13州からなるマレーシアはシンガポールのすぐ北、ジョホール水道の対岸から北へタイ国境まで続くマレー半島部に11州とボルネオ島にサバ、サラワクという2州がある。
 人口は2,500万人。日本の9割程の国土がある。赤道のすぐ北にある国だけに年間を通じ高温多湿で年間雨量も多いため国土の半分以上がジャングルで覆われ、その木材が多く日本にも輸出されている。

ヒンズー教の影響を受けたマレー人が七世紀にスマトラ島にマラユ王国を作ったのが起源で、後にマレー半島、ボルネオ島に勢力を伸ばした。一四〇五年にイスラム教国のマラッカ王国を建国したが、一六世紀以降にはポルトガル、オランダの支配を受け、さらに一八世紀以来は英国の支配を受けた。英植民地も加え、一九五七年八月三一日に一一州からなる英連邦のマラヤ連邦が誕生、さらにシンガポール(一九六五年に現在のシンガポールとして独立した)を加えた現マレーシアが六三年に誕生した。この独立以来、今日にいたるまでマレーシアと日本とは友好関係が続いており両国間の大問題は一度もなかった。

 八〇年七月に誕生した同国第四代首相のマハティール政権は、近代化を進める「ルック・イースト(東方)」政策を進め、国の経費により日本企業での産業技術研修生も年間数百人の規模で派遣した。だが、日本経済の低迷を見てからは、欧米のシステムについて関心が出ている。マハティール首相は二〇〇三年十月に退任した。
 首都クアラルンプール郊外のセランゴール州シャーアラムにある。近くには多数の日系工場が操業しており、巨大で美しいブルー・モスクもある。

華人系ファミリーで満杯 ゲンティン・ハイランド
 
 10年ぶりに訪問した「ゲンティン・ハイランド」へは、道路整備が進み、片道3車線ある新しいハイウエイが山上まで完成していた。頂上には「ファーストワールドホテル(第一酒店)」というカラフルな大型の新ホテルが完成していた。赤、緑、青、黄色で塗られ、2年前に完成したこのホテルは3,220室もあり、アジアで最大のホテルで休日にはほぼ満室となる。普通、高級ホテルでも数ケ所程度のチェックアウト・カウンターだこのホテルでは34ケ所ものチェックアウト・カウンターがある。 人工樹木で覆われたロビーは団体客が多くまるで繁華街の真ん中にいる雰囲気。ホテルの中央には宙返りする最新の乗り物などがあるテーマパークもある。
 「ゲンティン・ホテル」、「ハイランズ・ホテル」、「リゾート・ホテル」という3つのホテルは、ホテル内で連結し、あわせて計二千数百の客室がある。最高級の家事の付きの「ゲンティン・ホテル」が208リンギットするが、この「ファーストワールドホテル」は78マレーシア・ドル、円では3,000円を下回る。部屋を2人で使っても同料金だから安い。
 カジノ収入をあてこんで、ホテル自体は安くして客を呼ぼうという顧客誘致作戦のようだ。現在6,000室のホテルの建設プロジェクトが進んでいる。
 ゲンティン・ハイランドで欧米人が目立ったが、ほとんどはマレーシア人。女性は頭にスカーフ(トドゥン)を巻いたマレー系の家族もかなり多いが、なんと言っても華人系の家族連れが圧倒的だった。
華人の多くは堅実で決して無駄金は使わないで貯蓄するが、華人はギャンブル大好き人間である。家族をこの高原リゾートのカジノ以外の場で遊ばせて主人がカジノでギャンブルに打ち込んでいる姿も見かけた。ゲンティン・ハイランドでは現在のアジア最大ホテルである「ファーストワールドホテル」に比べて倍の客室数にあたる6,000室の超大型ホテルの建設計画も進んでいる。このように「ゲンティン・ハイランド」はリゾートとして成功しているが、マレー系の半数しかいない華人系の投資、観光客が圧倒的である。
 イスラム圏で最もIT計画が進んでいるマレーシアだが、隣国シンガポールとの対抗心も高く、二〇〇〇年六月クアラルンプールで開かれたイスラム諸国外相会議でマハティル首相はイスラム諸国に対して「ITにもっと力を入れなければ非イスラム国と対抗できなくなる」としてはっぱをかけている。そこで、マレーシアではアプリケーションの開発と人材育成に力を注いでいる。MSC(マルチメディアスーパーコリドー)にはこれまでに約五百社が参加、その三五%がマイクロソフトなどを含む外国企業で内日本企業は15社程度。
(アジアジャーナリスト・ 松田 健)
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